| 実際の疎開 次男が帰ってきて、悲惨な集団疎開の話をしてくれました。 初めの日は、ぼた餅がいっぱい出て、こんな天国のような所はないと思って喜んだけれど、 翌日からはお弼一杯、他には何も出なくて飢えて飢えてしょうがなかった。 それで家に「お父さんお願いですから、大豆送ってくれませんか」と言う手紙がさかんに来た。次男の枕のなかには、いざという時のために大豆を入れていましたが、それを夜中にこっそり紐をはずしてガリガリ食べていたら、その大豆もなくなってしまった。そのときはどこへ行ってもだめなんだということを子供心に認識したというか覚悟したといか そういう気持ちになりましたね。 |