鉄砲玉にされた原爆孤児
抗争の先端をきって走るやくざは、原爆孤児だった。原爆を受けて、親も親せきもいない小学校6年生くらいの孤児が2、3年悪事に専心すると、もういっぱしの若い衆なんです。この原爆孤児たちにやくざが「おまえ、今度あの組の幹部を殺れ。あいつを殺したらうちの幹部にしてやる」といっておだてあげる。それで、鉄砲玉代わりに行くと、返り討ちを食らって殺される。やくざにも利用されたという戦後の歴史でしようね。