朴さん

僕の家の裏に韓国朝鮮人の朴(ぱく)さんという人が住んでいました。
その朴さんが、「おやき」という、うどん粉を水で溶いて焼いたものを作ってくれて、いつもご馳走になりました。朴さんの子供と私はとても仲がよかったので、私はよく朴さんの家に出入りしていました。風習の違いに非常に興味があったんです。例えば、日本人は洗濯物を洗濯板の上で一生懸命ごりごりこするけれど、朴さんは棒きれで衣服を叩く。その違いを不思議そうに見ていたという記憶があります。