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「はだしのゲン」誕生物語 番外編 〜漫画家 中沢啓治誕生〜
edited by ShitB





前後編でお送りさせていただいた
「はだしのゲン」誕生物語。

多かれ少なかれ 脱線に脱線を重ねたせいか
漫画家「中沢啓治」が誕生する重要なタームが
抜けて落ちているような気がしてきました。

ですので、番外編として 今回はそこいらあたりから、
原爆漫画家としてでもなく、「はだしのゲン」誕生に至る、過程でもなく、漫画家として中沢さんが誕生する
その瞬間をうまくフィルタリングしていきましょう!





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もともと中沢さんは、父が日本画家ということもあって
絵を描いたり、観たりする環境に幼い頃から親しんでいたようです。

ここで「誕生だ」というと、終わってしまいますので、
もう少し、みていきましょう。

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ピカが落とされてから、中沢さんは生き抜く為に くいものを盗んだり、
鉄屑やガラス片を集めて それを売ってこづかい代わりにしていました。

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そんなある日、中沢さんの一生を決めるようなすごい漫画本と出会います。
手塚治虫 著「新宝島」です。

学校にその漫画本を持ってきた友達は、中沢さんが必死に「貸してくれ」と頼んでも
貸してくれず、中沢さんは、広島中の本屋をめぐり歩いて、
やっとの思いで「新宝島」を手に入れます。


この「新宝島」を中沢さんは夢中で何百回、何万回 読んで読んで 読みつくし、
どのページの上段のコマはこの場面だとか、セリフはもちろん、擬音も憶えます。

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それ以降というもの、中沢さんは、鉄クズを拾っては漫画本を手に入れ、
ありとあらゆる「貸し本」を借りて読みふけったり、「映画」を一日中観たりして、
漫画を見るだけには飽き足らず、自分で描くようになっていくのです。

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そんな漫画きちがいになった中沢さんは西村先生と出会います。
西村先生は中沢さんが小学校5年生の時の担任で
授業の余興で「おはなし」聞かせてあげたり、 「紙芝居」をいつも見せてくれていたようです。


中沢さん曰く、「僕の創作意欲はあの「紙芝居」でできたようなもの」
と語っています。まさしくこれが「漫画家 中沢啓治」の誕生です。

意外とはやく誕生してしまいましたが、
この貴重な『西村先生の紙芝居』の映像で締めてみたいと思います。

7メガ近くありますが、特と御覧あれ!